オロロンラインを走って帰宅
2006年 05月 05日
カーナビの指示に従い、中川町にあるポンピラ アクア リズニングに向かう。
ポンピラ温泉は知っているけど、誰が名付けたのか、いかにもお役所らしいヘンな施設名だ。
宿泊棟が円形で、温水プールが渦巻き型、売店で売っていたオリジナルバンダナも渦巻きの模様。
この地は化石の産地として有名で、アンモナイトが町の意匠らしい。
斎藤茂吉の兄が開業医をやっていたらしく、茂吉が数日間滞在した時に何首か歌を詠んだそうで、それらにちなんだ地名らしきものがあちこちにある。
2食付きで1人6,800円、温泉もあって食事も美味しく、この時期に閑散としているのが嬉しい。
帰りは日本海に出て海岸沿いにひたすら走るという計画、途中にあった中川町エコミュージアムセンターに寄り、周辺で発掘されたアンモナイトや恐竜の化石などを見て回る。
とにかく標本の数が膨大でじっくり見たかったのだが、開館直後で寒かったのでサッと見て回っただけで出る。
日本海の遠別町に出て、あとはひたすら車を走らせる。
こんな状況で考え付く事といえば「昼、何食べる?」
増毛町に差し掛かった頃、「漁師の店 清宝」という店があったので入ってみる。
漁師の店というのは偽りがないようで、いかにも船乗りといった風貌の親父と家族が大混雑する店で急がしそうに働いていた。
上寿司(2,100円)。
隣席の客は刺身定食を注文していて、ラップがけの皿が運ばれてきたので不思議に思って見ていると、ラップを外した途端にエビが跳ねて床に落ちたのには驚いた。
今回の小旅行、一度も渋滞に巻き込まれる事もなく15時過ぎに無給油のまま札幌にたどり着いた。
この日になって見かけたトラヴィックは計3台、増毛付近で停車していた茶色のトラはZONE会員かと思ったが、後で確かめると違っていた。
約700キロ走行し、燃費は何と14㎞/Lを記録。