トヨペット コロナマークⅡ
2006年 11月 15日
塊り感のある流麗なアローライン、初代マークⅡ。
車好きの社長さんか役員さんのコレクションと思われる。
全塗装済でボディもメッキもピッカピカ、内外装ともオリジナルの状態を保ち、コンディションは良さそうだ。
コロナとクラウンの中間層(アッパーミドルクラス)をターゲットとして昭和43年に発売したもので、スタイルはコロナと変わらないが、ホディサイズを一回り大きくして車高を下げた分、RT40系の鈍重なイメージから脱却している。
フォグランプがシブい。
内側の前照灯を枠で囲う独特のイメージは、2年後に発売されるカリーナへと受け継がれる。
シンプルなエンジンルーム。
奥のプレートを確認すると、
トヨペット
型式 RT61
原動機型式 6R
シリンダ数-内径×行程 4-86㎜×73.5㎜
総排気量 1,707
最高出力 95ps/5500r.p.m
車台番号 RT61-0883××
トヨタ自動車工業株式会社
外してあったバッテリー端子を繋いでふかふかのベンチシートに座り、コラムシフトを中立にしてから念の為にサイドブレーキを「ギャッ」と引く。
セルを回すと1発でエンジンがかかった。
「ブロロロロロン」というこの車独特のサウンド、本当に懐かしい。
他にも何枚か撮影したが、紹介できないのが残念。