チューニング・スライド・トリガー
2007年 01月 16日
最近知ったのだが、英国の由緒ある金管楽器メーカー、BESSON社が経営不振でどこだかの傘下に入り、スッタモンダで現在入荷待ちの状態だそうだ。
今さら100万もする楽器なんて現在の私には無縁であるが、実は99年よりプレステージュモデルに標準採用されているテューニング・スライド・トリガーに興味があり、実物を見て仕組みをパクってやろうとヤマハセンターに行っても置いていない。
私がユーフォニアムのトリガーに固執するようになった経緯については過去記事のコチラをどうぞ。
私が所属する吹奏楽団の先輩に楽器店に勤務している人がいて、その人に訊いて事情を知った次第。
お願いしてBESSONのカタログを探し出してもらった。
さて、先ずはBESSONから。
ゴールドの部品がトリガーシステム。
う~む。力のモーメントという観点からすれば実に効率的な造りだ。
全く無駄がない。
白丸で囲った見えない部分、ここの強度が解決できれば何とかなりそうな気がする。
業者筋に頼めばこのパーツで取付してくれるそうだが、怖くて値段を聞けなかった。
多分目立て12~15万円はするはずだ。
そんな大金が自由になるんなら、私はラーメン200杯取材するほうを択ぶ。
続いてWILSON社の後付けタイプ。
Dr. Brian Bowman氏がかつて愛用していたモデル。
無骨だが見ていて解りやすい。
待てよ、自分の楽器って、、、
3番管の長さが足りない、したがってこの方法は無理だ!
BESSONのカタログを枕元に置いて寝る前にアイデアを練るとするか。
To Be Continued!