ミュートを試作(2)
2007年 11月 14日
一番小さいビヤ樽にコルクを貼って何とか形にはなったが、音程がひどく悪い。
しかも「恥かしいからやめてくれ!」と指揮者から言われて引っ込めざるを得なかった。
本番ではブレスを浅くして「プップップッ」と吹いて済ませたはずだ。
さて、前置きが長くなり過ぎた。
実は今度の定演でミュートを使う曲がある。
実質20小節ほどで大して目立たない部分だけど、やはり使わないと怒られそうだ。
ストレートミュートなら安い物は1万弱で買えるが、過去の経緯上、ここはひとつ自作に拘ってみたい。
百均で見つけた小型のカラーコーンと鍋蓋。
右のミュートはバストロ用。眺めて色々と参考にさせてもらった。
当初は鉄板を円錐形にしようと考えたが、しっかり接着しないとビビリ音の原因となる。
ユーフォ用としてはやや小さいか。
蓋の部分さえ何とかなればホームセンターに売っている通常サイズのコーンでも良さそうな気もする。
糊しろは充分。
普通のハサミは刃が立たないので剪定鋏でカットする。
こんな感じ。
これにコルクを接着し、取付時の管体との隙間を調整し、息が適度に抜けて音程のブレが最小限に収まれば完成となる。
今回出演するユーフォパート全員がミュートを持っていない。
この他に黄色と青色のコーンが売られていたので、塗装せずにそのまま使ったらウケるだろう。
ユーフォ4本、ズラリとベルから鍋蓋が覗くサマを想像すると込み上げるで笑いを押さえ切れない。