ミュートを試作(4)
2007年 11月 18日
百均商品なのは言うまでもない。
コーンを黒く塗ればこちらの方がソレらしく見えるだろう。
ツマミを逆に取り付けてあるので、直立する。
2種類吹き比べてみたが、鉄蓋のほうが幾分硬い音がする。
練習用は別として、音色を変えるのがミュート本来の目的だから、こちらの方が相応しい。
そろそろ「試作」を「自作」に改めよう。
艶消しスプレーを塗られ、ガレージで乾燥中のミュート群。
使用頻度が極端に少ないという理由もあり、ユーフォニアムのミュートは質・種類ともに発展途上にあると思われる。
今回使用するフーサ作曲「プラハの音楽1968」ではミュートを使う部分のダイナミクスがメゾピアノからフォルテまでで、主旋律ではないから百均ミュートでも代用が効くだろう。
とりあえず完成。
5本作って材料費1,680円、1個当り336円という安さ。
しかし、爪で引っ掻くと塗装がポロポロ剥がれてくるのが難点。
仕方ない、やり直しだ。
ガムテープで塗装を剥がしていく。
ハードケース補修用に買っておいた黒ガムテープを貼る。
とりあえず本日はここまで。
要するに塗る必要がなかったという事だ。
一番右は娘のバリトン用で、ガムテープがなくなったのでそのままにしてある。
そろそろ練習に行く時間だ。
※ 11月20日後記。
昼休みにユーフォニアムのミュートを検索していたらDenis Wick社の製品がヒットした。
百均に直径16cmと18cmのアルミ製片手鍋が売っていたはずだ。
210円で別な音色のミュートを作れる。
このシリーズでコメントを頂いたのはトランペット奏者とトロンボーン奏者。
いずれもミュートに縁が深い方々だ。
近々挑戦してみよう。