昨年秋、ノーマルの静粛性を余り損なわず、しかもマイルドで太い音の出るマフラーがないものかと探していたら、安価で上質なマフラーを自作している職人さんに行き当たった。
大阪にある「ドリームクラフト」。
代表のM氏はGM系車種のオールステンマフラーを自ら製作し、定価でヤフオクに出品している。
なお、ヤフオクでは「トラビック」と入力しないとヒットしないので注意。
名の通った製品でも外側だけがステンレスの物があるようで、作っているご本人曰く
「海の中を走っても錆びない」との事。
本人がそう書いているから間違いないだろうと思い、税込33,000円と、他社の半額以下で商いをしている心意気も併せて購入する事にした。
どんな音がするかは付けてみないと判らないし、音質そのものを言葉で表現するのは難しい。
その辺の課題はメールで直接本人と何度かやり取りし、結局外径76φの少音タイプに決定。

私の車が北海道で第1号だそうだ。
ノーマルでは感じ取れないエンジンの微妙な息遣いがはっきり伝わり、シフトインジケータが付いていない不満がほぼ解消した。
また、余計に吹かさなくなった分、僅かではあるが燃費が向上している。
耳障りな音ではないので長距離も気にならず、普通に走らせる分にはクラシックを聴いていても支障がない。
重厚で緻密な響きはまさしく「大人のサウンド」。
春先、ノーマルの静けさが恋しくなって試しに元に戻してみたものの、物足りなくて1週間と続かなかった。
田舎道を時速70km位のスピードでゆったり走らせている時の穏やかな響きが何とも心地良い。

こちらはノーマル(手前)との比較。
ドリームクラフト社製のほうがずっしりと重量感がある。
ノーマル品は湯たんぽか釣り餌の「ユムシ」のようで形がユニーク。