設計思想の違い
2005年 09月 27日
分厚いドアは閉る時の「ボムッ!」という音が重厚で心地良い。
長時間運転しても疲れない贅沢なシート、しっかりした足回り、ガッチリ効くブレーキ、快適なドライブを約束してくれる優れたボディ剛性等、お金のかける部分が国産車とはかなり違う。
アウトバーンが有るか無いかでこれほどメーカーの考えが違うものなのか!とカルチャーショックを受けた次第。
こうした「質実剛健さ」にオヂサンは年甲斐もなく参ってしまった。
故障の少なさ、パーツの精度はやはり日本車が一番。小物収納や多彩なシートアレンジといった快適装備の充実度もユーザーの心を掴んでいる。
でも私は、安全・快適に走る「道具」としてのクルマ作りを続けてきた実直さを尊重したい。
距離が伸びると国産車よりも維持費がかさむだろうが、「もう後戻り出来ないな」というのが本音だ。
貧乏人にはキツイ。でもオペル車はリセール価格が安いのでトラヴィックを乗り潰したら「アストラワゴン」か「次期ザフィーラ」が欲しい、と夢を見る。