趣味の手作りログハウス、音楽、愛車、出張先での出来事他、ランダムに書き綴っていきます。ちなみにHNは大好きなBeachBoysのヒットナンバーから取りました。


by funfunfun409
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9時過ぎに近所のスーパーへ行って寿司とオードブルを買った後、ホームセンターでバネとネジを買い足し、10時半頃から作業開始して昼過ぎに完成した。
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旧作と比較するとかなりシンプルな構造。
私の楽器は3本ピストンなので、本来4番ピストンがある位置でトリガーを操作する仕様とした。
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曲げ加工に苦労したアーム部分。
車を外に出し、楽器を荷室に置いて少しずつ調整した。
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レバーと楽器とのクリアランスはこんな感じ。
幅を半分ぐらいに削っても、鋼材は厚みがあるので非常に頑丈だ。
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裏側。
セーターの糸なんかを引っ掛けないように配慮。
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収納時。
抜差し管側の留め具を外すとこのようにスッキリ収まる。
中央コルク付きの金具及びアームと抜差し管を繋ぐステーは百均で見つけたレードル(洋式オタマ)の柄の部分を流用した。ステンレスは硬いので穴開けに時間を要した。
ちなみにコルクは自作ミュートの余り物。

操作の動画

いやぁ~、年末の3日間、存分に遊ばせて貰った。
これで心置きなく年が越せる。

皆様よいお年を!

追記

若い頃はトリガーなんか無くてもピッチ修正が可能でした。
楽器ではなく自分の奏法に問題がある事に気付き、こうした物の助けを借りるのもどうかと思い、その後外しました。



工作・修理の続きはコチラ
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by funfunfun409 | 2007-12-31 21:12 | 吹奏楽
トリガーの目的については以前コチラで書いた。
その後BESSON、WILSONのトリガーを見る機会に恵まれ(カタログだが)、次回はアーク溶接で作ってやろうと目論んでいたのだが結局諦めた。
溶接機を買っても他に使途がないし、やはり大切な楽器に傷を付けてしまう事に抵抗感がある。
業者に頼むのが確実だが、手間賃10数万も払う位ならアーク溶接機を買うぞ。
ユーフォニアム吹きで同じような事やっている人はいないかと検索かけたら、トップに自分のブログがヒットする始末だ。

という事で、見た目と操作性の向上を目指して突然作ってみようと思い立った。
昨日買った材料は幅19ミリの鋼材(910ミリ)とアルミのフラットバー。
後はガラクタ箱から引っ張り出して何とか千円程度で済ませたい。
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トリガーのアーム部分。モンキー2本で捻ったが相当な力を要する。
ネジ穴を開けるのも一苦労で、下手するとドリルビットをダメにする。
この鋼材は愛車の自作アームレストでフレーム部分に使った。
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アルミのフラットバーを加工。
このパーツはアームを固定する部分となる。
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昼頃に撮影。
仮組みして動かし、アームが楽器本体に接触しないように形状を微調整。
モンキーレンチだけでミリ単位の調整をするのは辛い。
矢鱈グニャグニャしているが、1本物で仕上げるとなれば必然的にこうなる。
サンダーで削ったりエイヤッ!と気合入れているうちに握力がバカになったので日没前に作業終了。
馬鹿は無理しないものだ。

年明けの初合奏(1月5日)までには使える状態に仕上げたい。
掌が両方とも熱っぽく、この時間になってもモンモンしている。
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by funfunfun409 | 2007-12-30 23:25 | 吹奏楽

IHクッキングヒータ購入

12月30日は小晦日(こつごもり)と呼ぶそうだ。
そんな事今まで知らなかった。

買う積りでいたPANPOTの購入を断念した。
自炊ツールとしては理想的で、見た途端これだ!と即断モードに入ってしまったが、重ねると結構嵩張るので旅行鞄に収まらない。
他に食器類や調味料入れなどもあるので、2つに分けて詰め込んだら大きな旅行鞄の半分以上が自炊関連グッズで占められるという全く馬鹿げた事になる。

出張自炊は不自由を何とか遣り繰りするのも楽しみの1つだから卵焼き を我慢すれば済んでしまうのに一旦考え始めると解決させずにはいられない。
昨日、近所のホームセンターで3,980円だったのを見て買ってしまった。
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㈱山善のIH-E700
私が調べた限り、卓上IHの中では最も小さくて番安い(最低価格5,980円)。
厚さ57ミリ、これなら鍋を重ねても旅行鞄に収まる。
どんな鍋にするかは次回の出張までにじっくり考えよう。
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by funfunfun409 | 2007-12-30 21:55 | 出張自炊メニュー

仕事納めの仕出し弁当

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職員互助会持ちの弁当。

始業直前に麺狂上司から電話。

上司 『具合悪いので休ましてもらう。机散らかっているけどそのままで』
私 『はい解りました。 あ、じゃ弁当もらいますんで

これで仕事をした気になる。
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by funfunfun409 | 2007-12-28 12:33 | 飲食
12月27日。
明日は御用納めなので年内の昼練習は今日で終了。
ラーメン喰いに行ったりしてサボる日もあったが、短時間ながらほぼ毎日静かな部屋で練習に没頭でき、色々な意味で自分を見つめ直す良い機会となった。
サイレントブラスや部屋に練習用の防音室などで何とか練習時間を確保している人から比べれば、夏場に出張が集中する点を除けば自分はかなり恵まれた部類に入っているといえる。
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先週の木曜日、練習部屋に手拭の入った段ボールがあったので1束取り出して膝と楽器の間に挟んで吹いてみると何だか調子が良い。
調子が良いといっても、突然音色が変わったとか指が回るというような事ではなく、姿勢が矯正されて余分な力が抜けた分、演奏が楽になったという感覚的なものだ。
演奏時の『RELAX』というのは非常に重要な事だと思うのだが、奥が深いので私の語彙力では説明のしようがない。
『車の正しい運転姿勢』と考え方は同じなので、ブラバン経験者でなくてもマイカーを持っている人、車好きな人なら解ってくれるのではないかと期待したい。

ユーフォニアムを膝の上に置くとマウスピースの位置は口より下になる。
そのまま口を持っていくと姿勢が悪くなり、抱えたら腕が疲れる(私はなぜか右肩が凝る)。

今までずっと背筋を伸ばして前屈みで吹いていて、譜面を見ながら同時に指揮者の動きを見るのが辛くなってきた。
これは老眼が進行しているせいだ。

バスタオルを巻いて縛ったのを膝に置いて吹く人がいて、どうせ少数派だから俺には無用なんだとスッ飛ばしていたが、息を深く吸い込むのが年々辛くなってきた。
若い時は余力があったからこそで、これも明らかに老化が進んでいる証拠。

手拭の枚数を変えているうちに、膝と楽器の間が5~6cmもあれば良い事が分った。
23日、百均へ行く。
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靴入れにバスタオルを詰めて当日夜の合奏練習に参加。
大きい方が安定するだろう思っていたのだが、中途半端にぐらついてどうも具合が悪い。
膝に当たる面を湾曲させるとか足に縛るとか、チェロのエンドピンのように楽器に固定するとか色々考えてみたが結論が出ないのでネット検索すると、ちゃんと商品として売っているではないか。
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2社が販売していて、サイズが6×9×15cmとコンパクトサイズ。 片面に滑り止めが貼ってある。
売れ筋でないのは分るけど、実勢価格が3,000~3,500円は、高い。
箱の中身は何だろう? 重くする必要はないから恐らく低反発のウレタン素材のような物じゃないか思う。

24日、再び百均へ行く。
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手頃なポーチを見つけた。中身は発泡レンガ(5×10×20cm)で計210円也。
2日間の昼練習で使った限りでは滑り止めは不要だった。

ミュート試作に端を発した百均自作シリーズもそろそろネタ切れか。
年明けの定演本番まであと僅か。
『カンペ作りに熱中して試験勉強はそっちのけ』みたいな結果にならぬよう留意したい。


※ 2008年12月8日後記
これがあると良い事尽くめのような書き方になっているが、楽器の高さが変わるとマウスピースが当る角度が変わり、一体感も損なわれる恐れがあるので注意が必要かと思う。
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by funfunfun409 | 2007-12-28 00:23 | 吹奏楽
弁当を忘れた。こんな事が年に数回ある。
いつもの鞄とコーヒーに加え、買い込んだミニカップ麺を持つと両手が塞がるので車庫のリモコンキーを予め出しておこうとポケットを探っているうちに忘れてしまったらしい。
おかずは前夜残したオードブルで、ローストビーフやエビチリといった超豪華版だっただけに口惜しい。
仕出し弁当を買う積りが年賀状印刷に没頭しているうちにいなくなるし。
12時、吹雪く街中を自転車でグランドホテルへ向かう。
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昨日stcさんが行った「黄鶴」
「お気に入り」に入れて日々巡回している麺好き系ブログは、誰かが美味そうな店に行くと数日内に同じ店の記事が頻出する傾向にあるが、この店はそう簡単に連鎖反応は発生しないだろう。

小エビ入り塩あんかけ焼きそば がいかにも美味そうだったが、へそ曲りの私は別メニューを注文する。
見渡すと1人客は自分だけ。斜め上方のある1点を凝視しながら高尚な思索に耽るフリをするのは疲れる。(この後もう1軒、さてどこにしようか・・・)と。
フロアは広いのに心は窮屈だ。
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坦々麺(1,300円)
今月から休業状態にある皇珠の店主がグランドホテル出身という記事をどこかで見た事があるが、今日食べたのは辛さ控え目で味もマイルド。
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器が深い。予想に反して量が多い。
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底の汁をレンゲで掬うのが面倒なので両手で抱えて天井を仰ぐ。
クリプトン球が眩しい。
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セットで注文した焼売(220円)

あ~美味かった美味かった、金使った。
ATMは長蛇の列でついにタイムアウト。
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数年前は確か300円だったはず。
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by funfunfun409 | 2007-12-25 13:53 | 飲食

スワブ自作

本来は麺棒の意味で、管楽器奏者にとっては吹奏後に楽器をしまう際に管内部に残った水分を拭取るために何度か通す布の事を指す。
この作業を怠るとヘドロが溜まって全体がカビ臭くなり、最悪の場合は腐食につながるから恐ろしい。
先日楽器を洗ったら抜差管から相当量のヘドロが出て来たのでこれじゃイカン!と、30年近い楽器歴にして初めてスワブを使う事にした。
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市販されているユーフォニアム用のスワブ。
そう高くない値段で入手可能だが、どうせヒマなので自作に走る。
以前、ベルの縁を保護するために買った熱帯魚水槽用のビニールホースが余っている。
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切れ目を入れてこんな感じに縁に巻いた。
傷を付けない為というよりも、合奏中に譜面台に接触して「カチン!」と鳴るのを防ぐのに有用だ。
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薄手のハンカチの端をホースに巻き、釣り糸で縫って出来上がり。
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グルグル巻きにすればこんなにコンパクトになっていいじゃないか!
意気揚々と昨日の合奏に参加し、帰り際に使おうとしたら弱点が露呈。
ホースがフニャフニャで中折れしてしまう。
焦っても中々奥へ進まない。。。
こんな筈じゃなかった、嗚呼情けない情けない自信喪失だ。


このまま終わらせるのは悔しいので一晩沈思黙考、百均へ走る。
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縄跳びの紐も候補に上がったが、針を通すのが難しそうだったので結局これにした。
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引っ張るとワイヤが伸びるので、この部分に布を巻いて縫製する。
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物持ちのバサマからNINA RICCIの高級ハンカチを譲り受けて娘の分も作成。
グルグル巻きにすれば収納場所にも困らないのでこれでいいヤ。
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恒例のクリスマス、市内に住む姉と甥が来て(ダンナは仕事)賑やかな宴。
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by funfunfun409 | 2007-12-24 22:25 | 吹奏楽

大華飯店

北野通りの蕎麦屋(3軒目)が閉業し、「むぎや」というラーメン店の看板が出ていたのを昨日確認したので娘を連れて向かうとシャッターが降りたまま。未だオープン前らしい。
遠戚に当たる「はちや」へ行くと休日。
距離を伸ばしたくないので隣接する「大華飯店」に飛び込んだ。
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この店はオープン間もない頃に行ったきりで、今回実に17年振りの再訪となる。
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サービスセット(塩ラーメンととミニチャーハン 830円)
なぜか焦がしニンニクの風味がやや強い。スープは平凡。
チャーハンの化学調味料がやや多めで、2匙目まで美味い(普通だと思う)。
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同(正油ラーメンとミニチャーハン 830円)色は濃いがそれほどクドくない。スープは平凡。
以前来た時は鶏ガラの透明スープに細麺(一柳?)がゆったり泳いでいる典型的な中華屋のラーメンだったので、店の人が変わっていないかどうが確認したほどだった。
遠い記憶が知らぬうちに浄化・美化されただけなのかも知れない。
後から来た客はラーメン以外のメニューを注文する。
常連が多くてなかなか良い雰囲気だ。
小上がりに運ばれていく海老炒麺(えび入りあんかけ焼きそば)がいかにも旨そうに見えた。
又来る機会があれば注文してみよう。
どうやら皇珠が刃折れ矢尽きたらしい。


※ 2013年6月、同じ清田区の里塚に移転。
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by funfunfun409 | 2007-12-23 23:27 | 飲食

ミニカップ麺詰合せ

先月から出張がなく、毎日事務所で仕事をし、昼は妻が作った弁当を食べている。
週に1~2度、弁当をやめてラーメン店を回る目論見が定期演奏会の特訓をしなければならなくなって1月下旬まで延期となった。
昼休み以外でもラーメン屋に行く事は可能だし混雑を考えるとむしろその方が都合良いのだが、何しろ勤務中なので「我田引水」の手法については敢えて秘す。
量も中身も妻の弁当で充分満足出来るのだが時として汁物が欲しくなる事がある。
毎朝弁当を売りに来るオバさんのカゴの中を引っ掻き回すと出てきたのがミニカップ麺1個。
麺が多いので汁物にはならないが、麺を啜るという行為のせいか食後の充実感が違う。
不味いと思っていたチキンラーメンにフワフワ卵が入っていたりして「悪くないな」といった発見もある。
売価90円と割高なので昨晩歯医者の帰りに丸正で詰合せを買ってきた。
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マルちゃんの詰合せセット。
特売日には198円で売られていて、ちなみに昨日の値段は268円。
この中で「豚汁うどん」は未食。
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本日、夕食の材料を買いに行ったラルズで見つけた日清の詰合せ。

今までミニカップ麺には縁がなかったから、てっきり店の方でパッケージングして売っているものだと思い込んでいた。不覚だった。
それだけに、まめバラエティ、ミニーズといったいかにもアソート然とした商品名を見てやや滑稽に感じたのだった。
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※ 12月27日追記。
本日の弁当はおにぎり2個。
相手は“まめバラエティ”の豚汁うどん
おにぎりとの相性が非常にヨロシイ。
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by funfunfun409 | 2007-12-22 23:33 | 飲食
楽器を吹く人が誰でも最初に行うウォーミングアップ。
まずロングトーン、音階、リップスラー、それから簡単な練習曲などを吹いて徐々に演奏モードに入っていく。
私は少々違っていて、最初にペダルトーンから始める。
ペダルトーンというのは、通常の楽曲で使用する最低音よりも更に5音~1オクターヴ以下の音域をいい、オルガン奏者が踏む低音ペダルに例えてそう称しているようだ。
ペダル音域で正確に音程をガツンと当てるのは意外と難しく、息の流れが弱いと楽器が鳴ってくれない。
ブランクが長いと呼吸が浅くなり(平常生活時に戻ってしまい)、音量・音質・音感が乏しくなりがち。
それを何とかしようと無意識にアンブシュアを変えたりして調子を崩すと修正しずらいので、正しいアンブシュアと適切なブレスを取り戻すにはペダルトーンを用いたウォーミングアップが私には最も手っ取り早い。
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今から26年前、高校2年の時に買った『マジオ金管教本』。
(原題は The Original Louis Maggio System For Brass)

“ペダルトーン”の概念を最初に我が国に持ち込んだのが1975年に翻訳出版されたこの教則本だといわれている
要約すると、この本は1919年に不慮の事故で唇に重傷を負った米国のトランペット奏者ルイ・マジオ氏が再起をかけて編み出した独自のトレーニング方法を、本人亡き後に弟子のカールトン・マクベス氏が体系化したもの。

この教本の最大の“売り”は、前述のペダルトーンに“マジオ・リップス”と称されるアンブシュア、音域に応じて変化する“シラブル”(口腔容積)とタンギングを組み合わせる事によってやがて『ダブルハイC(チューニング音の2オクターヴ上)』というとてつもない超高音域をマスター出来る(筈)というもので、噂では多くのラッパ吹きが挑戦したにも関わらず、ほぼ挫折したらしい。
“下手すると潰れるから中途半端に手を出すべきではない”
“調子崩した人が最後にすがる教本だ”
などといった風説をアマチュアの端くれである私ですら耳にした覚えがある。
途中で行き詰ったという点では私も同じで、確かに常用音域より下の音を豊かに響かせるのは巧くなったが肝腎の演奏技術は「足踏み状態のまま」という事だ。
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有名な“マジオ・リップス”のチンパンジー君とルイ・マジオ(右)。
理想的なアンブシュアとされているが、少々唇を突き出し過ぎじゃないかと思う。
大学吹奏楽部の先輩ホルン吹きが猿に似ていたので、顔の部分だけコピーしてホルンの絵を描き、部室に貼っておいたら翌朝「オマエだろ!」と即座にバレてしまったのをこの写真を見る度に思い出す。
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本書序盤、呼吸法と最初のメソッド。写真の人物はルイ・マジオの弟子でこの本の著者であるカールトン・マクベス氏。
余白に書き込みしたのは他の教本も読み漁っていた20歳前後と思われる。
呼吸法に関しては、フレッド・フォックスやフィリップ・ファーカスの教本のほうがずっと丁寧に書かれており、安定した演奏を続けるためにはアンブシュア云々よりもそちらのほうが重要、というのが今や常識であろう。

蛇口を開かなければホースの水が遠くへ飛ばないのと同じ理屈で、今にして思えばこの教本にはこうした基礎的な部分をレクチャーする配慮に欠けているように思える。

それなりの技術・音楽性が身に付いた奏者を前提に書かれているこの本に丸裸で立ち向かったところで頓挫して当り前か?
“私のようなアホでも解る平易な内容なら良かったのに”などと、絶版になって久しい過去の書物にケチ付けるのはもうヤメよう。

ボロボロになったこの本にヒモを通してまで使い続ける理由。
それは、顔面負傷によるアクシデントから1年間暗中模索して新しい奏法の概念を作り上げ、見事に復帰したルイ・マジオ、そして弟子で著者のカールトン・マクベスも2度の交通事故で同じような目に遭ったにも係わらず、師と同様にカムバックを果たしたという「復活の美学」に大いに勇気付けられたからに他ならない。

斯く言う私も13年前、当時白石区川下にあった「味の利平」で最激辛の十割鉄火を平らげ、意気揚々と店を出て間もなく立ち眩みを起こして電柱に顔面を強打、前歯を2本折り上唇の中心部を4針縫うという怪我を経験した。
唇を裂いた人でも必死に努力すれば復帰出来る。それに比べれば自分なんて。。。
この本のお陰で楽器を手放さずに済んだとも言える。

どうやら書き過ぎたようだ。
「ロッキーのテーマ」の間奏部分で超高音のトランペットを耳にした方も多いと思うが、ハイノート・ヒッターであるMaynard Fergusonも実はルイ・マジオの門下生であった事を最後に付け加えておこう。
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by funfunfun409 | 2007-12-21 12:56 | 吹奏楽