天津食堂
2006年 06月 26日
薄暗い小路にある場末のラーメン屋、元気なオバチャンが1人でやっていて、出てきたラーメンから立ち上る昔懐かしい香り、しみじみと麺を啜るほどに癒される。。。
こんなイメージにピッタリのラーメン店を昨晩、見つけた。
場所は表通りから1本外れた「名門通り」。
人影はまばらで風俗店が並び、まとわりつくポン引きを押しのけて横にヒョイと入って行く。
開店して40年、今のオバチャンで3代目になるが、スープの作り方は初代から仕込まれたそうで、90近い初代は健在だと聞いた。
今では珍しくなった軽めの昔風ラーメン、ボソついた麺が良く似合っている。
白濁した塩ラーメン。
醤油と同様、ベースは豚骨がやや強めだが全然クドくないのがイイ。
自家製チャーシューが旨い。
ちなみに味噌味はごく平凡だった(具材は共通)。
量は少なめだが2杯食べると腹一杯、「また来るわっ!」と言い残し、体重1キロ増やしてホテルに帰る。
地元新聞に掲載されたようなので、参考まで記事を貼っておきます。
天津食堂
北海道帯広市西一条南10-12
℡0155-23-7020
味噌700円 醤油・塩600円
18時~翌朝4時(土曜は6時)まで営業