鴨肉主役の煮込みうどん
2006年 10月 23日
前の晩に寄った鮨屋の主人曰く、「これでも例年より暖かいんだけどねえ」。
朝、車の温度計を見ると2.5度、夕食は鍋焼きうどんだな、と、仕事を終えてから買出しに行く。
6個入りの卵が売り切れだったので10個入りを買う。
持ち帰りは不可能だから、今回の出張自炊は毎晩卵が付く計算だ。
生鴨肉を見つけたのでカゴに入れ、小揚げ、豆腐と酒も併せて買う。
鴨肉の風味を生かしたいので、ツユはいりこ粉末パックと昆布に白醤油とみりん・酒・塩を適宜加えたもの。
これで何とか関西風になる。
そういえば大阪に行ったのはもう10年以上前の事だ。
立ち食いうどんの余りの美味さにカルチャーショックを受け、札幌で(関西風)といわれるうどん屋を探して何軒か食べ歩いたものの、値段はともかくとしてあの感動的な味にはついぞ出会えなかった。
寄らなかったけど、「110円」のチェーンうどん屋、まだやってるのかな?
ラーメンポットの鍋から直接啜るのは嫌なのでどんぶりを買った。399円也。
今回知ったのは鴨肉の奥深さで、スープ上面は溶け出した脂が厚く覆ってイイ感じ。
固茹でになってしまった肉も「血の風味」をしっかり残している。
同じ鳥肉でも、鴨肉は、ブロイラーとは全く別物だ。
安くはないが、このやり方ならレバー系が苦手な妻や娘も受け容れてくれるんじゃないかと密かに期している。
いずれ家でやるときは「卵抜き」で供してみたい。