レバニラのスープカレー
2007年 07月 23日
夏暑く冬寒いのが盆地の特徴で、明日から3日間外で仕事なので滅入る。
今泊まっているビジホは今年オープンした全国チェーンで、素泊まりでも6千円以上と割と高目なのだが、お隣が税込み4,980円で朝食無料のスーパーホテルとあっては対抗上値下げせざるを得ず、1泊税込5,000円で宿泊している。
部屋もロビーも落ち着いた雰囲気で、硫黄臭プンプンの温泉付きでこの価格は有難い。
HPでは朝食がいかにも美味そうに見えたので試しに食べに行ったのだが、内容の貧弱さに「騙された」というのが正直な感想で、言っちゃ悪いが950円は高すぎるぞ。
そんなわけで昼の弁当を半分以上残したため、夕方になると普通に腹が減った。
今日の食材。
暑い日はカレーに限る。
「今日の晩飯はレバニラのスープカレーだ!」と電話で妻に告げると「マズソー」と即座に返しやがった。
イメージで決め付けてはいけない、カシミールカリーの例を持ち出すまでもなく、組み合わせとしてはかなりいい線行ってる筈だぞ。
箱の中身。
2食分で248円。
カレーペースト半分と炒め用スパイスと一緒に具材を煮込み、レバーに火が通ったら残りのペーストを加えて出来上がり。
やや癖のあるレバーの風味とカレースパイスは非常に相性がヨロシイ。
ニラは加熱するとカサが減るから1束全部使用。
スープカレーには鶏の足、といったドグマを蹴散らすには充分な出来栄え。
1合飯があっという間に胃袋の底へ消えて行く。
手間が掛からないので部屋に臭いが残らず、安価で済み、しかも材料の組み合わせが無限大という自由度を持つという意味でも、即席スープカレーの素は出張自炊の貴重なレパートリーとなるだろう。