ひやおろし
2007年 09月 10日
建物の中での仕事だから良かったものの、それでもやたら蒸し暑くて参った。
定宿に戻ってから自炊食材の買出しに行ったのはいいが、スーパーの並びが例のモッキリ屋なものだから、酒徒の使命ぞよ! とばかりに吸い寄せられる。
オヤジの薀蓄話を有難く拝聴し、2杯飲んで4合瓶を手に店を出た。
たとい1杯でも空きっ腹に冷酒は効くもんだな。
よって本日の自炊計画はパー。
今宵は夕食兼用の安売り木綿豆腐を肴に「ひやおろし」を堪能しよう。
日本酒の仕込みは通常10月から3月にかけて。
最後(3月頃)に仕込んだ原酒を出荷せずにいったん火入れ(殺菌)して一夏寝かしたものを「ひやおろし」と呼ぶそうだ。
半年熟成させるので飲み口はまろやか、果たして旨いかどうかは別として、空けた後に自販機コーナーの「ワンカップ」なんぞに手を出しやしないか、それが心配だ。