平成軒
2008年 02月 02日
すごいなぁ~。
今日・明日と仕事で、今晩は外せない酒席があるので気が重い。
7時に東苗穂方面へと出発する。
平成軒といえば昔、新道近くにあったあの店かな?と思いつつ暖簾をくぐる。
広い店内に「テレフォン人生相談」が響く。
いつも相談者を突き放すような語り口の加藤諦三サン、相変わらずだ。
アレ、デジカメ忘れてきた。携帯シャッター音の大きさに驚く。
客は私1人、ラヂオから千賀かほるの「夜明けのギター」が流れている。
正油ラーメン(660円)
かつての平成軒との違いがどうこうといった話はさておき、美味いラーメンだ。
豚臭さを感じさせる濃厚豚骨スープは「帯広」も感じさせる。
程好い酸味が何とも言えず1匙、2匙と飲み進むうちに...
ホラ見ろ、全部飲み干してしまったではないか。
ラヂオからは井上陽水の♪船はどこへゆくぅ~♪
昔風ラーメン(600円)
奥さんが、雪投げに外に出た麺茹で係の親父を呼び戻す。
こちらは平凡。スープは残す。
ラヂオからはオフコースの「眠れない夜」。
スタンプカード。
黒塗り部分の下は「ラーメン全品・大盛も通常価格でご提供中」とある。
店内では同じ文言がきちんと表示されていた。
テーブルと壁のメニュー価格が微妙に違っていたりと中途半端な印象を受け、店内に活気が感じられないのがやや気になる。
明日もし都合が付いたら「塩」を食べに行こう。
2月3日。
都合を付けて11時入店。
私を見て店主がラヂオのスイッチON。
カウンタ6席に4人掛けテーブル7脚、流通センターの食堂といった雰囲気。
塩ラーメン(660円)
やや化調が多目だが、私としては、昨日食べた正油よりも美味かった。
見た目も味も昨年行った帯広のラーメン大光によく似ている。
麺を硬めに注文したのがきっかけで無口と思っていた店主が滔々とラーメン談義を始める。
「味噌」を追加しようと機会を窺っていたのに話が続く続く。
スープを飲み干してタイムオーバー。
時間がない。戻って昼食に付き合わなければいけないのだ。
ラヂオからはマッチの「スニーカーぶる~す」。
「この世界中~」が「殺せ怪獣」に聴こえてならない。
窓越しに私を追う店主の視線をマッチのzigzagで撒こうかと思ったが止めた。
馬鹿だと思われるに決まってる。
20時50分
今気付いた!
アクセス数の伸びが尋常ではないので調べたらstcさんとニアミスだったようだ。
理屈っぽい客に続いて内儀連れの木枯し紋次郎が登場したとあっては、さすがの店主も緊張したに違いない。