漁火
2005年 08月 29日
外国の地図に函館の地名が最初に紹介された時は「HAKODADI」と表記されていたそうで、青い目の筆記担当者に説明した人はどんな人だったのか?
撮影場所は海岸町舟溜埠頭。
この白熱球は1個3kW(100W電球30個分)、値段は1個3万円位するそうで、蛍光灯のようにホヤが黒ずんでくると使い物にならんから大体2年で交換するそう。
総照度の法的規制があるらしく、この船の場合19トン以下に該当するので180kW以下との事。
今まで、イカが漁火におびき寄せられて海面まで上がってくるものだと思っていたが実はそうではなく、イカの種類によって150~200mの深さまで針を下ろすそうだ。
最近、イカが好む波長がより深く浸透するダイオード型が考案されたという新聞記事を思い出した。
価格が白熱球の5~10倍もするそうで、長寿命で省電力という点を考えればそのうち元は取れるだろうが、一種投機的要素が大きい漁業。巨額の設備投資にはなかなか踏み切れない、という話を船主が語ってくれた。
(2005.9/9後記)船に隠れているのが東京タワーよりも1m高い標高334mの函館山。